ペットドアの取り付け方 - 玄関ドア編

投稿日:

さて今回は、ペットドアの取り付け工事のうち、玄関ドアに取り付ける工程をご紹介します



取り付ける玄関ドアは、戸建住宅のポピュラーなメーカー製の金属ドアで、主にアルミで出来ています。



これに、ペットドアを取り付けます



STEP1:ドアを外す

まずドアクローザーの連結を外します。

次にドア本体ですが、製品により蝶番の構造が違いますので、それぞれに即した方法で外す事になります。

ちなみに、この現場の製品はドアを上に持ち上げるだけでスポッと抜けるタイプでした。


op1.jpg




STEP2:ペットドアの位置決め

ドアを作業台に載せたら、ペットドアを取り付ける位置を決めます。

地面からの高さは、ペットの体高によって大体決まりますが、ドアの内部構造で強度上重要な部分を切断しないように位置を決めなければなりません。

また、防犯も考慮して錠から離れた位置にします。


op2.jpg




STEP3:下穴開け

位置が決まったら、角になる位置にジグソーの刃を通すための下穴をドリルで開けます。

アルミ製のドアなので比較的簡単に開きました。



op3.jpg





STEP4:アルミ部分の切断

アルミ用の刃を付けたジグソーを下穴に差し込んで罫書きに沿って切断するのですが、所々に入っている鉄製の芯材は避けて切り進みます。

この作業は流石に少々骨が折れます。

何度か刃も折れました。


op4.jpg




STEP5:硬い部分の切断

切り残した鉄製の芯材部分をディスクグラインダーで切断します。

火花や切りくずが飛ぶのでゴーグルは必須アイテムです。

衣類も化繊は飛んできた火の粉で穴が開いちゃうのでコットンにしています



op5.jpg




STEP6:ペットドア取り付け

開口ができたらペットドアを取り付けます

ドア全体の強度にも係るのでシッカリした製品である必要があります

今回の製品はニュージーランドのPET-TEK社製、 大型猫小型犬用の W-SDDT です。



op6.jpg




STEP7:シーリング

玄関ドア表面の装飾凹凸とペットドアの間にできる隙間をシリコンシーリング材で埋めます。

これをしておかないと、雨水がドアの内部に溜まって腐食やカビの原因になります



op8.jpg




STEP8:再設置

玄関ドアを外した時と逆の手順で元の様に取り付けて完了

この作業、上下の蝶番のピンに同時に差し込まなければならず1人では意外と大変です



IMG_5934.jpg




ここまでの流れを1分間の動画にまとめましたので、宜しければご覧ください






注意すべき事項:アルミ製の玄関ドアは、何個かの部材が組み合わされて1枚のドアを形作っています。部材同士は鉄製の芯材とネジで結合されているため、開口を設ける場合はドアの剛性を弱めない様に位置や補強を考慮しなければなりません。(考慮せずに穴を開けるとドアがバラバラになるかも知れません)



簡単そうに見えても意外と難しいです。

くれぐれもDIYでなさらず専門の業者にご依頼ください

以上、玄関ドアにペットドアを取り付ける工程の紹介でした。




g-cd-bnr1.jpg

ガラス修理は安くて速いグラセックへ!

0120-011-395

一般的な住宅の引き違い窓の単板ガラスの割れ替え修理なら、お電話だけで概ねの金額をお見積もりできます。

大型のショーウィンドウや自動ドア、ペアガラスなど特殊なガラスの修理は現場を拝見してから正確なお見積もりをいたします。

料金をご提示させて頂き、安さにご納得頂いてから施工いたします。グラセックの料金が安い理由はこちら

縦200センチ×横100センチくらいまでの単板ガラスなら当日修理もいたします。(在庫が切れていたり現場状況や天候等によってはご希望に添えない場合もございます)

割れたガラスの処分は当方で負担いたします。

ご不明な点は、どんなことでもお気軽にご相談ください。